駅から徒歩圏内でありながら高台で見晴らしが良く、住環境に優れたマンションを相続されたご夫妻。
お二人のこれからのお住まいとしてリノベーションして暮らすことにされました。
仕事を持たれ多忙を極めるお二人のご要望は、閉鎖的なキッチン、収納の不足、間取りの使い勝手の悪さなどの不満を解消して、ホテルのように寛げる空間にしたいとのこと。そこで、LDKを最大限に広くとり、寝室のみを個室とした大胆な1LDKのお住まいを誕生させました。

コメント&データ Comments & data

施主コメント
リフォームの目的と要望

相続したマンションをこれからの二人の住まいとして、

  • ホテルのような居心地と日常生活の利便性を叶えたい
  • マンションでも暖炉のある生活をおくりたい
  • 照明で寛ぎの演出を
  • スピーカーを多用して音にこだわりたい

という要望に見事に応えていただき、殺伐とした日常がやすらぎと落ち着きの時間へと代わりました。
リビングで映画を見るのが楽しみで、そのかわり映画館へ行くのが減ったことと、お気に入りの熱海のホテルに行ってもあまり感動しなくなったのが残念な点かもしれません。

施工会社コメント
プランのポイント、工夫した点

ホテルのような居心地と日常生活の利便性を叶えることから、
①空間、②照明、③動線の3つに対し、それぞれ「ハレ」と「ケ」で構成。

ハレ=非日常=①寛ぎ空間=②寛ぎの灯り=③表動線
ケ=日常=①生活空間=②日常の灯り=③裏動線 

リビングには電気暖炉のあるシンボルウォールを設置。そのシンボルウォールを境として、空間による「ハレ」と「ケ」、動線による「ハレ」と「ケ」を設定。また照明はすべてダウンライトと間接照明で統一。調光によって灯りの「ハレ」と「ケ」を使い分けました。さらに、天井を含め各所にスピーカーを配しています。