マンションリフォーム推進に係る基礎調査 報告書
刊行物情報
発行日・仕様 平成25年12月 A4 98頁
編集・発行 (一社)マンションリフォーム推進協議会
価格 会員 3,000円(税込み)
一般 5,000円(税込み)
送料 400円(1冊分) 

平成25年度の調査研究事業の一環として、マンションリフォーム推進に係る基礎調査を実施し報告書を発行いたしました(定価5000円(税込))。調査の概要は下記のとおりです。

調査の概要

  1. 調査の目的
    一社)マンションリフォーム推進協議会では、専有部分を含めたマンションリフォームの推進に資する下記の事実の基礎資料の収集・整理を通じ、マンションの共用部分修繕(大規模修繕)が、専有部分改修といった追加投資を誘発する可能性の検証を試みた。 本調査で着目した項目は下記の通り。
    • 1. 大規模修繕と専有部分改修工事の経年実施動向の把握
    • 2. 大規模修繕と専有部分改修工事の相互関係の把握
    • 3. 管理組合と管理会社の存在(マンション居住者と管理会社の意識)
    • 4. マンションリフォームの実態(専有部分改修工事の阻害要因と実施動向分析)
    • 5. 大規模修繕の実施に際しての問題点(大規模修繕の阻害要因と提案分析)
    • 6. 専有部分リフォームのルール(『リフォーム細則』等の与える影響)
    • 7. 中古流通時におけるリフォーム需要(共用部分修繕工事が目指す資産価値の向上)
    • 8. 共用部分修繕と専有部分改修工事の両面を同時改善していくプログラムの可能性
  2. アンケート調査の方法及び対象
    • 1. 一般ユーザー対象調査 (平成25年4月下旬実施 インターネット調査)
         調査対象:分譲マンションに居住する20才以上の男女
         調査数 2005件(全て有効回答) 調査時期 平成25年4月下旬実施
    • 2. 管理会社対象アンケート調査(平成25年6月中旬から7月中旬実施 書面による意識アンケート)
         調査対象:大手マンション管理会社社員  集計対象数:584件(全て有効回答)
  3. 調査結果の概要
    • 共用部の大規模修繕がきっかけとなって、専有部分改修工事の着手決定にも一定の効果が期待できる。
    • 工種別では配管更新・更生工事等水廻り関係と、専有部分改修工事との親和性が高い。
    • 専有部分改修工事が推進されることで、住民の大規模修繕への理解度は高まる。
    • リフォーム細則の存在が、専有部分のリフォーム促進に与える影響は極めて大きい。
    • 分譲マンションは中古流通によって所有者が一定割合で大きく入れ替わる。またリフォーム実施率は水廻りほど高くなっている。
目次情報

目次

  • Ⅰ.調査の概要
  • Ⅱ.調査結果のまとめ
  • Ⅲ.一般ユーザー対象アンケート調査の結果
    • 1. 調査対象の属性
    • 2. 専有部分改修工事について
    • 3. 専有部分のリフォームルールについて
    • 4. 共用部分修繕工事について
    • 5. リフォーム支援施策に対する評価
    • 6. リフォーム等についての考え方
  • Ⅳ.管理会社対象アンケート調査
    • 1. 調査対象の属性
    • 2. 共用部分修繕工事について
    • 3. 専有部分改修工事について
    • 4. 専有部分のリフォームルールの現状
    • 5. 大規模修繕工事に際しての相談会の状況
    • 6. リフォーム支援施策に対する評価
  • Ⅴ.調査シート
  • Ⅵ.一般社団法人マンションリフォーム推進協議会 総務委員会 調査WG 委員名簿