「2020年度マンションリフォーム工事調査」発刊 ～マンションリフォーム市場将来需要推計に向けた基礎調査～

調査概要

来年5年ぶりの「マンションリフォーム市場将来需要推計報告書」の公表を予定。その事前調査として、築後年別リフォーム発生率や工事別平均単価算定用の基礎資料とするため、「マンションリフォーム工事調査」を専有部分と共用部分で行いった。併せて5 年前の調査データと比較しながらマンションリフォーム市場の変化を考察した。

調査方法

• 調査対象：　ＲＥＰＣＯ及び(一社）マンション管理業協会の会員各社 及びコロナウィルスの影響が少ない2019(令和元)年10月～2020(令和 2)年3月の完工工事
• 回答数：　専有部分リフォーム工事：回答社数18社、回答工事戸数 2,470 戸。共用部分リフォーム工事：回答社数25社、回答工事物件数45１物件（96,435 戸）
• 調査時期：　2020(令和2)年11月～2020(令和2)年12月アンケート実施

調査結果抜粋

1. 専有部分リフォーム：　高経年マンションでリフォームが活性化、仲介取引時の全面改修増加による工事単価が増大。
2. 共用部分リフォーム：　修繕周期が長期化傾向、高経年大型改修工事の増加、長計との乖離は1回目から発生
    

目次

• Ⅰ．調査研究の概要
• Ⅱ．調査結果の要旨（要約版）
• Ⅱ．調査結果
  1. 専用部分リフォーム工事
     1）リフォーム工事実施マンションについて
     2）工事内容について
  2. 共用部分リフォーム工事
     1）リフォーム工事実施マンションについて
     2）共用部分の工事内容について
     3）共用部分のリフォーム工事について
     4）今回の工事と長期修繕計画との関係
     5）超高層（20 階建て以上）マンションおける大規模修繕工事の対応
  3. 調査結果の整理（需要推計の参考となる係数、等）
     1）工事内容別平均工事金額
     2）建築年別リフォーム工事発生件数
     3）工事金額の分布
• Ⅳ．集計表
• Ⅴ．調査票（記入要領及び記入用紙）
• Ⅵ．総務委員会　委員名簿
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