目的と効果

マンションの玄関ドアは、建物寿命より短く25年~40年といわれています。年月の経過とともに古くなると、サビや塗装の剥げなどで見た目が悪くなるだけでなく、すきま風や開け閉めがしにくくなるなど機能面でも多くの不具合が生じてきます。玄関ドアを交換することで、外観・気密性・開け閉めのスムーズさ、更にはカギの性能や対震性の向上など、玄関まわりのお困りごとを解決します。

工法・仕様

代表的なカバー工法での工事手順です

仕様については、大型地震の際に玄関ドア枠が変形しても扉の開放が可能な対震仕様を採用される方が増えております。(※対震仕様にはJISの規定があります)

地震時の二次災害リスク(扉が開かない、施錠ができない)
対震仕様の構造

ポイント

既存のドア枠を撤去しないので、ドアまわりの室内・屋外の壁・床・天井を壊しません。
このため工事による騒音や産業廃棄物の発生を抑制することができ、更には短時間の居ながら施工が可能となります。工事は概ね半日程度で完了します。

改修前と改修後

改修前の扉が擦っていた跡