表面上は目立った傷みがなくても内部深く腐食が進行しているケースが少なくありません。
早期に劣化を発見してしっかり補修することで、マンションを長持ちさせるだけでなく、修繕コストを大幅に減らすことができます。
早期発見・早期修繕が工事コストを大幅に削減します
マンションは経年によって劣化が進んでいきます。たとえば外壁の場合、当初は塗膜に汚れが出始めますが、それを放置しておくとひび割れや水漏れなどが発生するようになります。
さらに下地モルタルに浮きや膨れ、鉄部にさびが生じ、これが原因で塗膜が剥離したり、鉄筋からさび汁が出て、ときには鉄筋が露出することがあります。そうなるとコンクリートの塊が欠落するケースがあり、人命に危険が及ぶうえ、補修工事の規模が拡大し、コストも確実に高くなってしまいます。
劣化が軽度のときから適時手入れをしておくことで、劣化の進行にブレーキをかけ、みなさまの財産であるマンションの耐久性を高め、結果的に工事支出を削減することになるのです。
![劣化が進むと修繕コストが高くなることを示したグラフ](/themes/custom/repco/images/p1__kiso2@2x.jpg)
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コンクリートのひび割れ・ 爆裂
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開放廊下の手すり根元が欠損
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ファイバースコープで見た給水管内部のさび瘤
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さび付いた給水ポンプと取替えた給水ポンプ
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さび瘤が出た給水管断面
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X線写真でみた給水管の内部
鉄筋コンクリートの劣化の推移
![周囲のアルカリ性が失われ水分に触れると鉄筋がさびて膨張することを示したイラスト](/themes/custom/repco/images/p9__kiso2@2x.jpg)