見積書では、金額や工事項目などをきちんと確認しましょう。
また複数の会社で相見積もりをとる場合には、同じ要望を伝えても、使用する材料のグレードや工事内容によって提案される見積もり金額には、ばらつきが出てくるものです。見積書を比較する場合は、金額の多寡だけでなく、自身の希望がきちんと反映されているのかを、プランの内容全体やアフターサービスも含めて比較検討をする必要があります。
見積書の確認ポイント
「一式」いくらではなく、各部屋・部位ごとに、材料と数量から額が細かく算出されていることを確認しましょう。
要望した内容の設備・商品が漏れていないか
要望した内容の設備・商品が含まれているかを、図面・仕様書などと照らし合わせて確認し、品番・価格もチェックしましょう。
別途工事の有無。
あればいくらくらいなのか概算確認しましょう。
※諸経費について
見積書に記載されていることが多い「諸経費」は、主に現場経費と一般管理費の2つによって構成されています。
- 現場経費…工事現場の運営をスムーズに進行させるのに必要な経費で、図面の作成、現場の電話代、事務用品代などです。
- 一般管理費…営業など工事を側面的にバックアップする、間接部門の費用が主体となります。
なおこの「諸経費」は総工事費の8~15%程度の金額が一般的でしょう。