リフォーム工事契約&住宅ローン契約期間 短い期間で多くの大事な契約をこなさなくてはならない。大きなお金が動く契約なので、慌てず、慎重に。
物件購入の流れ
住宅ローンの事前審査を申し込む
事前審査は、ローンの申し込み前に、自分がどれぐらいの融資を受けられるかを審査してもらうもの。金融機関によって融資基準も異なるので、複数の金融機関の審査を受けよう。収入や本人を証明する書類を添える。
住宅ローンを申し込む
事前審査の結果を受けて融資を受ける金融機関を決め、住宅ローンの申し込みを行う。この段階でもあらためて正式審査が行われるので、必要書類を提出する。この申し込み時の審査に通ると融資が正式に確定する。
住宅ローンの契約を結ぶ
申し込み時の正式審査に通ると、その金融機関と「金銭消費貸借契約」、いわゆるローン契約を結ぶ。金融機関に出向いて、融資内容の説明を受け、契約書に署名・捺印をする。その金融機関に口座がなければ開設手続きも。
住宅ローンの実行・残金の決済・物件の引き渡しが行われる
金融機関に売主、買主、不動産会社の担当者、司法書士が集まり、融資の実行、残金決済、物件の引き渡し、諸費用の支払いなどが行われる。この月からローンの支払いが始まるので、家賃との二重払いになることも。
リフォームの流れ
工事契約前の最終チェック
設備・建材をすべて確定したら、いよいよ工事契約が間近。契約をする前に見積書・設計図を最終確認しよう。修正した箇所がすべて反映されているかがポイント。リフォーム費用を借入する場合、金融機関の審査の後で大幅な変更を行うと、再審査の可能性もある。
リフォームの工事請負契約を結ぶ
書類チェックを終えたら、施主とリフォーム会社が契約書に署名・捺印を行い、工事請負契約を結ぶ。工事代金を確認し、支払い時期や回数が事前に取り決めたとおりになっているかもよく見ておこう。関連事項を定めた契約約款にも目を通しておこう。