契約書の書式は会社によって異なりますが、書かれているべき内容はほぼ同じです。
以下のような内容が明記されているこか、記載に漏れがないかを、契約前によく確認ましょう。また約款にはクーリングオフの条項が盛られているかにも注意して下さい。
契約書にじっくり目を通すためにも、書類をもらったその場で契約せず、一度家に持ち帰って、しっかり確認するようにしましょう。

契約書の確認ポイント

 工事内容・期間
工事の範囲と設計図書仕様書、着工時期と、完成時期、違約金などの定めが記載してあります。 

 代金の金額、支払方法、支払条件
契約時や着工時の一部支払い、工事途中での中間支払いがあります。
契約時など事前支払いの場合は「資材を購入する際に」、中間支払いの場合は「どの程度まで完成したら」等の条件を詰めて契約内容を決めてください。
また、融資を受ける場合、融資金の受け取り時期を考慮して支払条件を決めてください。

 損害負担、債務不履行等の定め
設計変更や工事中止の場合に生じる損害負担、工事中の火災等、不可抗力による損害の場合の負担、履行延滞や債務不履行等に関する定めが記載してあります。

 アフターサービス・瑕疵保証に関する定め
工事の不具合や設計図と異なる部分に、後から気がつくことがあります。
これらは「瑕疵(かし)」と言い、契約書又は保証書に、瑕疵担保期間や無料保証期間等アフターサービスに関する取り決めが明記されているはずですので、確認するようにしてください。
また工事終了後の定期検査等、アフターサービスがある場合の内容も記載されています。

 別途工事の有無
あればいくらくらいなのか概算確認しましょう。